プロ野球 FA宣言して残留する意味とは何故?行使する違いは?メリットはある?認めない球団はどこ?

2019年11月、プロ野球では恒例のFA選手(フリーエージェント)の選手たちの動向が注目される時期となりました。

エース則本昂大選手とキャプテンの銀次選手と2名もFAの対象となる選手がいる楽天イーグルスでは、来シーズンどうなるのか?特に話題となりました。

15年在籍し球団初の生え抜き監督を務めた平石洋介氏や13年在籍した嶋基宏選手が自由契約となり退団となったため、いつも以上にこのFA対象の2選手の動向が気になったのではないでしょうか・・・?

2019年、楽天イーグルスではFA権を則本昂大選手と銀次選手が獲得

 

28日、FA権を獲得していた則本昂大選手銀次選手がそれぞれ会見しました。

則本選手は「ほかのチームでプレーする気持ちはないし、これから先も楽天のためにプレーしたい」と宣言残留しました。

銀次選手はFA権を行使せず「東北出身者としてここにいなくてはいけない」と使命感を口にし、「もっと東北を熱くしたい」と力強く語りました。

チームの看板選手となる2人がチームに残って来シーズンもプレーをしてくれることが決まり、ファンの方はとてもうれしいことではないでしょうか・・・!?

ところで、今回、

則本選手はFA宣言した上で残留

銀次選手はFA宣言をしないで残留 という結果に終わりました。

結論、来シーズンも同じチームに残ってプレーをするのは変わりありませんが、

なぜ、則本選手はFA宣言して残留し、

なぜ、銀次選手はFA宣言をしないで残留したのでしょうか・・・?

同じチームに残留に来年も残るのに、FA宣言をするのと、しないのでは、なにが違うのでしょうか・・・?

この辺をくわしく調査してみたいと思います。

そもそも、FA権(フリーエージェント)とは?

 

そもそも、FA権(フリーエージェント)とは何なのか?というところから調べてみました。

フリーエージェントとは どの球団とも加入契約を結べる 自由な立場にある選手のことを指します。

FA権は国内用と海外用と2種類あります。発生条件は下記の通りです。

国内移籍のFA権発生条件

2006年までのドラフトで入団した全選手 – 累計8年(通算1160日)経過で取得
2007年以降のドラフトで入団した高校生選手 – 累計8年経過で取得
2007年以降のドラフトで入団した大学生・社会人選手 – 累計7年(通算1015日)経過で取得

海外移籍のFA権発生条件

全選手が累計9年経過で取得

 

日本では1993年からFA制度が採用されました。

98年に改定された現行制度では、 1軍登録された年(1年=150日以上)が 9年以上の選手を対象とし、 新球団には、人的補償1選手と旧年俸の80%の 金銭補償か、旧年俸の1.2倍の金銭補償が 義務付けられ、新年俸は前年度を超えない という制限があります。

1度FA資格を使用すると 2回目の取得は4年後です。

1回目のFA権は国内のみの交渉で 2回目は海外のチームとも交渉できるということですね。

有資格選手は日本シリーズ終了後 7日間以内にコミッショナー事務局に届け出、 その後、翌年の1月31日までいずれの球団とも 交渉することができる制度となります。

1月31日まで全球団と交渉し、契約不成立の 場合は自由契約選手扱いになります。

基本的には、FA選手の獲得は1球団あたり 年に2人までと制限が設けられています。

FA権(フリーエージェント)を宣言して残留するのと、しないで残留する違いは何?

 

ここまで、FA権(フリーエージェント)とは?という内容について説明しました。

それでは、本題のFA権を宣言して残留するのと、しないで残留する違いは何?ということについて書いていこうと思います。

まず、FA権を宣言しないで残留する場合についてです。

この場合、FA権を行使する権利は残されたままですので、翌年以降もFA宣言することが可能です。

つまり、選手からすると、いつでも今いるチームを出ていくことが出来るわけですし、

チーム側からすると、いつ居なくなってしまうかわからない選手という意味合いになります。

その点、FA宣言した上で残留するということは、FA宣言をした後、所属球団以外と契約交渉不可となりますので、長期間そのチームに在籍することを意味することになります。

なぜならば、一度FA宣言をすると、次にFA宣言をする権利発生が最短で4年後になるからですね。(試合に出場する回数で発生時期は前後します)

FA宣言した上で残留するというのは、ある意味、そのチームに骨を埋める覚悟があると言ってもよいのではないでしょうか・・・?

また、もともとFA権の有る無しにかかわらず、チームに残留しようとは思っていたけれども、長期間の契約(例えば4年以上など)を約束のもとにFA宣言をすることで、今の契約内容を見直すことが出来るからFA宣言するという方も中にはいるそうです・・・。

楽天の則本投手は2019年は3年契約の3年目でした。

そこで、FA権を行使する代わりなのかもしれませんが、2019年から2025年までの7年契約を球団と結びました。

則本投手は生涯、楽天一筋を表明するかわりに、もしも途中のシーズンでケガをしたりしても7年間は在籍することを保証された形となります。

この場合、球団も選手もWin Winの関係を結べたと言っても過言ではないでしょうか?

FA宣言して残留することを認めない球団もあるって本当?

ここまで、FA宣言とは何?

FA宣言して残留するのと

FA宣言しないで残留することの違いやメリット・デメリットについてまとめてきました。

楽天則本選手に関しては、間違いなくFA宣言することを球団側も知っていたと思いますので、なにも問題はなかったと思います。

しかし、他球団から自分への評価を聞きたいが為に、FA宣言して他球団と交渉するとなると、今在籍している球団としては、気持ちが良いものではありません。

はっきり言って、他の球団に浮気しているようなものですからね・・・

球団によっては、FA宣言した時点で、残留することを認めないという球団もあるそうです。

ヤクルトスワローズ

日本ハムファイターズ

千葉ロッテマリーンズ

楽天イーグルス

横浜DeNAベイスターズ

このあたりのチームは、FA宣言したら残留は認めないであろうという球団です。

といっても、選手次第では引き留めに入るかもしれませんし、上のチーム以外でも、来シーズンは戦力の構想外となった選手はFA宣言したら残留を認めないかもしれません。

他球団と交渉したけど、残留した選手は、今まで以上に悪い契約内容になることがほとんどです。

ですので、FA権を行使する選手も本当にそれが得策なのか?今一度考えてから使うべきですね・・・

まとめ

 

今回は、FA宣言して残留するのと、FA宣言しないで残留することの違いやメリット・デメリットについてまとめてみました。

FA宣言とは、選手にとって自由に活躍の場を選択できるシステムです。

使い方によって、いろいろな意味があるんだなぁとつくづく感心しました。

このシステムを活用して、もっともっとプロ野球を面白くしていってほしいものですね!!

また、こういうシステムについていろいろと学んでご紹介していきたいと思います!!

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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